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  • 執筆者の写真navya928

6つのできること

ここでは鍼灸治療で導くことができる6つの現象を紹介します。これは鍼灸の基礎研究に基づき私どもの臨床でも実感が持てるものを紹介します。

鍼灸の基礎研究の世界も動物実験により身体の作用メカニズムを解き明かしている論文は少なくありません。故に実際の臨床において人の場合は心理的要因を受けることが多々あり、その効果に明らかな違いが出てくることを私たちは理解して施術にあたる必要があります。

安心して鍼灸治療を受けてください

安心して鍼灸治療を受けていただける環境作りは私たちの使命ですが、患者さんも私たちの鍼灸治療に身を委ねてくださるのならできる限りリラックスして鍼灸治療を受けて頂けたら幸いです。もちろん疑問や不安感を抱いた時は遠慮せずにご相談ください。安心して治療を続けていただけるよう私どもは最大限の努力をいたしますので・・・。


6つのできること

私どもの鍼灸治療による6つの作用(効果)


①鍼による微小な組織破壊は生態防御機転を刺激する

②筋への刺激により筋の過緊張を緩和し、血液循環をよくする

③筋刺激によるは交感神経反射を起こす

④皮膚や皮下組織刺激による副交感神経機能を主体的に高め、自然治癒力を高める

⑤体位による自律神経の調整が可能である

⑥首から上の刺激は副交感神経を優位にし脳内の血流に影響を与える


こうやって箇条書きにしてみても分かりにくいですね(笑)


頑張って補足説明をしてみます。


①鍼による微小な組織破壊は身体的には危険なものではありませんが、その破壊された組織を修復する過程に自律神経や免疫といった生態防御機能の働きを促すと云うものです。風邪を引いてこじれる前に軽く鍼やお灸(親指に直接やる熱いお灸)をすると早く治るのはこの作用です。


②はわかり易いかな。鍼やお灸をした局所レベルでの血流改善というのが最も大きな作用です。比較的素早い反射を起こすので即効性があります。


③は全身性の生体反応です。身体の離れた部位からの鍼灸刺激で痛みや内臓の調整が可能になります。ただしリバウンドを起こし易いので刺激量の調節が難しいですね。


④は心地よい鍼灸刺激は副交感神経を優位に高めてくれると理解してください。この点からも上記に示したようにリラックスして鍼灸治療を受けていただきたいのです。


⑤座位と臥位では自律神経の支配が変わります。そこに人の呼吸や鍼の操作を上手く組み合わせることで自律神経の調整を図ることが可能です。


⑥脳内の血流をコントロールする三叉神経、自律神経、神経伝達物質の内三叉神経と自律神経を鍼灸治療で刺激することでその働きを促進できると考えています。美顔鍼はその点で優れた施術法だと実感しています。


私たちの鍼灸刺激を最終的に処理し身体に返してくるのは脳である。

この脳が健全であることが鍼灸治療の効果促進に最も重要な要素である。



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