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  • 執筆者の写真navya928

未病治療への挑戦

更新日:2022年3月4日

鍼灸治療の醍醐味はこの「未病治療」にあると信じています。これまで培ってきた経験を駆使してこの「未病治療」への挑戦を始めます。

この治療は何か特定の疾患を改善させる目的で行うものではなく、心と身体を繋ぎ心身ともに健全でいられるようサポートすることが目的になります。当然不老不死を得ることは不可能で病気にならない保証もありません。しかしこの鍼灸治療が日々の暮らしに何かしら光明となることを期待しています。


2つのアプローチを提案

身体から脳へ働きかけ本来あるべき状態へ導く

4つのカテゴリーを中心に身体を整えて脳へ働きかけて行きます。

この4つのカテゴリーとは

・骨格

・軟部組織(皮膚、筋肉、腱、靭帯など)

・神経(脳神経、自律神経、運動神経、感覚神経、心理など)

・経絡(五臓六腑、心理)

になります。


副交感神経を優位に立たせる

日々の臨床でよく目にするのが交感神経が優位にあり身体的に緊張した状態から誘発される症状です。この状態が長期に渡ると血管は収縮し血圧上昇や末梢の循環障害、慢性疲労などを訴えるようになります。また筋肉は元々交感神経繊維が多いためより過緊張となり凝りや痛みを誘発します。癌もこの交感神経の過度な偏りが原因と言われることもあります。そこでこの治療では副交感神経を如何にして優位に立たせて行けるかが鍵になります。鍼灸治療はそもそも自律神経を介した形で身体に影響を与える作用メカニズムを有するため適していると考えています。


脊髄を解放する

身体情報を脳に伝えるたり、脳から末梢へ指令を伝えるためには脊髄の働きを維持しなくてはなりません。背骨やその周囲の筋肉などに柔軟性とゆとりを持たせて行くことが重要になると考えています。


脳ストレスを排除する

脳内の血流に変化を与えたり、心地よさを感じたり、運動をしたり、楽しく会話をしたり脳がリラックスする状態へ促すことが重要になります。また頚部の状態を安定させることも同時に求められると考えています。


臓腑の調整も欠かさない

東洋医学的な観点からも臓腑(西洋医学で言う内臓に当たるが、もう少し広い意味がある)の働きが身体や脳に与える影響は大きいと考えています。東洋医学の知恵を実感してもらえるよう内容をお身体に合わせて提供します。


脳から身体へ働きかけ本来あるべき状態に導く

このテーマを実現させるために私が着目したのは美顔鍼です。これまで多くの患者さんに美容目的の美顔鍼を行ってきましたが、少し見方を変えて美顔鍼を柱とした脳に特化した内容にチャレンジします。顔面から頭蓋骨へのアプローチや顔面神経を意識した顔面部の筋肉へのアプローチ、三叉神経を意識した鍼による感覚・知覚神経へのアプローチを織り交ぜながら脳内活性を実現できるよう努めます。


顔面部や頭への刺激は副交感神経を優位にする

このことは臨床上実感している効果として普段から行っています。

このことを前提に身体への影響を期待しながら4つのカテゴリーを評価してその都度治療内容を構築して提供します。


ピクノジェノールで血管を内側から守る

このピクノジェノールは私が20年以上大切にしているフランス海岸松の樹皮から抽出されるエキスで高い抗酸化作用を有する物質になります。その特性から血管の内皮細胞の酸化を防ぐと言われています。鍼灸治療で血流を改善させても血管が弱っていては効果は半減です。そこで今回はピクノジェノールも予め組み込んだ形で治療提供しようと考えています。もちろんこのような物に不安を感じる方は任意ですのではっきり仰ってくださいね。

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