慢性疾患となって来院される患者さんが実に多いのが現状です。そこから改善していただくためには患者さんとの共同作業が必要になります。
慢性疾患の病態は様々で、一つの方法では対応できないのが現実だと考えています。そこで患者さん自ら症状改善に向けた協力なくして良好な結果を招くのは難しいのです。
治療の主人公は患者さんです
上記表現は良く見えますが、言い換えると「治すのは患者さん自信です」ということです。私どもはこの治すための支えでしかありません。
答えは日常生活にある
多くの慢性疾患には、
・骨の変形がある
・筋力が低下している
・運動量が少ない
・姿勢が関与している
・体重が関与している
・ストレスが関与している
・痛みに対する脳の認識が関与している
・仕事や趣味が関与している
・嗜好が関与している
・生活環境が影響している
など日常生活に起因するものが実に多いのです。
当然「変えられること」や「変えられないこと」があると認識していますが、少しでも症状改善に役立つためなら、やれることからトライしていただくことで道が開けてくると考えています。
鍼灸治療でやれること
このような慢性疾患において所見上の特徴は
・姿勢の歪みがある
・冷えている(血流が悪い)
・筋肉が硬くなっている
・身体の可動範囲が狭くなっている
・自律神経のバランスを崩している
・東洋医学で云う臓腑のバランスが悪い
などが挙げられます。
当院の鍼灸治療はこれらの所見に対応する幾つかのアプローチ法を有するため安心してお任せ下されば幸いです。そこに患者さん自身が取り組む「やれること」がピタッと合うと驚くような結果を導くことが可能になります。
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